メインイメージ

何事でも、目的を達成しようとすれば、P=PLAN(計画)、D=DO(実行)、C=CHECK(チェック・評価)、A=ACTION(改善・変更)が大切である。

機械設計における、PDCAはどういう内容になるのか。

機械設計は、「こんな事がしたい」「こんな物を造りたい」という要求に対して、知識や経験を駆使して、機能・性能・安全・エコ・デザインのすべてを満足できる製品として創造することである。

PLAN
PLAN(計画)

まずは、基本仕様をもとにイメージを膨らませ、過去の実績や新しい技術も参考にしながら、アイデアを盛り込んで、ラフなデザイン画を描き、大まかな構想を決める。

DO
DO(設計作業)

基本的な構想が決まれば、材料、強さ、加工方法などを考慮しながら詳細な形を決めていく(図面を作成する)。

設計者はただ単に要求を満たすだけでなく、安全・メンテナンス・耐久性・予算なども考慮し設計することが大事である。

CHECK
CHECK(チェック・評価)

図面に誤りがあると、造ったものが不良品になるため、図面のミスや誤記などをチェックすることはとても大切である。

通常2~3人で複数回のチェックするのが一般的である。また、造らなくても市販品で賄える部品については購入して使う。

ACTION
ACTION(改善・変更)

製作後はシュミレーションをして、仕様を満足できているか、安全性に問題はないかなど、改善・工夫できるところないか常に向上心を持って設計することが、いいものづくりにつながる。